2018年10月22日月曜日

薫風 号外から

2018年10月1日
 
未来への責任
問われるまちづくりの構想力と市民力

続く自然災害
初めに、9月6日未明に起きた「平成30年北海道胆振東部地震」で亡くなられた方とそのご家族に、心からお悔やみを、被災した皆さんにはお見舞いを申し上げます。
また、不眠不休で救命に当たられた方々、インフラの復旧や被災者の生活支援に取り組んでいるすべての人々に、感謝の意を表します。

今回の震災は、厚真、むかわ、安平町の惨状は言うまでもなく、清田区の住宅地を無残に破壊した液状化現象、更には長時間、北海道全域に及ぶ大停電(ブラックアウト)など、今後に多くの課題を残しています。
一方、冷凍庫の肉を放出してバーベキューを提供した焼き肉店、避難所に開放したカラオケ店、SNSで連絡を取り、マンション高層階に住む高齢者への給水を行った高校生など、「おたがいさま」で支えあう活動も多くみられました。

今年は、大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号による暴風・高潮、そして胆振東部地震と、記憶が追いつかないほど大きな自然災害が続きます。そして何よりも「人のネットワーク」の大切さを感じています。

「まっとうな政治」とは
モリ・カケ問題に始まり、「働き方改革」「IR(カジノ)実施法」「参議院定数増」と、戦後最悪ともいわれる酷い通常国会が終わり、極暑と大災害の洗礼を受け、いつの間にか実りの秋を迎えています。

首相や大臣の発言や立場を忖度して、公文書を改ざん隠ぺいし、虚偽(=ウソ)答弁を繰り返す官僚たち。「ご飯論法」で言い逃れ答弁に終始し、強行採決が繰り返された国会運営。やりきれなさといら立ちは、行き場のないまま災害対応にかき消されそうです。

西日本豪雨災害の発生が予報されていた夜に開かれた「赤坂自民亭」。セクハラや差別発言に極めて鈍感な?!財務大臣と官房長官。政権ヨイショと野党タタキに執念を燃やす、一部マスメディアとネット言論。
まさに民主主義の「底が抜けそうな」時だからこそ、あきらめずに、しぶとく、「まっとうな政治」を目指していきたいと思います。
2018.6.8 立憲民主党札幌結成大会
 成長から持続可能性へ
最近になって、SDGs(持続可能な開発目標)に関する報道を目にすることが多くなりました。3年以上にわたる論議を経て、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsは、行政・企業・市民が協働して取り組むとされています。

SDGsの基本理念は「誰一人取り残さない」そして「我々の世界を変革する」。世界を変えるための目標として、貧困、教育、エネルギー、環境、平和など17のゴールが掲げられており、少しずつ自治体の取り組みも始まりました。
気候変動の影響と思われる局地的な自然災害の増加。グローバル経済が生んだ富の偏在と貧困の広がり。絶えない地域紛争と核戦争への恐怖など、「地球の危機」から「日常生活の危機」として考える時代になったということです。
しかし、安倍政治はどうも真逆を進んでいるとしか思えません。
まだ取り組み例は少ないのですが、独自性のあるまちづくりの推進力になると期待されるSDGs。2030年の目標年次に向けて、積極的な活用が望まれます。

次のステップへ
来年4月には「統一自治体選挙」を迎えます。立憲民主党としての真価が問われる最初の選挙であり、市民の皆さんからの信頼を回復する大事な闘いとなります。

市議会では20名の仲間と共に、3期12年の上田市政から秋元市政へとつなぐ要の役割を担い、転換点にある札幌のまちづくりに挑戦して来ました。人口減少と超高齢社会へと向かう私たちの挑戦は始まったばかりであり、「民主主義」そして「市民自治」の土台そのものも立て直していかなければなりません。

分断と相互不信の中で、すべての人が安心できる社会を創るにはどうすれば良いのか?なかなか明快な答えは見つかりませんが、私たちの足元で、地域で始まっている無数の小さな取り組みの中に、ヒントが隠されているのではないでしょうか。
リスクが多様化し綻びが生じているセーフティーネットを張り直すのは、人と人とのつながり=ネットワークの力であると思います。
引き続きの皆さんのご支援を、心からお願いいたします。
札幌地区連合の仲間の皆さんと最低賃金引き上げの街頭情宣