2005年11月21日月曜日

コラム 七竈(1)

旅の楽しみの一つは、思いがけない出会いや発見があることだ。日韓友好議員連盟の視察団として韓国を訪問。日本では飛鳥時代に百年間ほど百済(くだら)王朝の都があった韓国・公州市でのことである。

一つは流暢な日本語で解説していただいたボランティアガイドさん。武寧王陵では2時間にわたり、お連れ合いが大学の先生という女性に、国立公州博物館では1時間ほど、日本語の基礎は戦争中に習得したと思われる高齢の男性にお世話になった。もう一つは「脱北者」の団体との遭遇。韓国社会での生活に慣れるよう、定期的に歴史や文化を学ぶプログラムを実施しているという。

テレビを通して流される情報とは異なる体験をする。見て、聞いて、感ずることで隙間や空白を埋めることも、ヒトに与えられた知恵の一つなのだろう。

(機関紙民主党さっぽろ401号から)