2005年3月12日土曜日

「平成の織田信長」か「金にあかせた企業買収」か?

ライブドアによるニッポン放送株の取得問題が、フジテレビを巻き込んで連日マスメディアをにぎわしている。しかし、ITベンチャー企業とメディアの結合という経営戦略に投げかけられる批判は、道徳や礼儀を知らない、品がないなどの感情論が圧倒的だ。経済のグローバル化が進む中、政府も財界もこぞって合併や統合を推奨してきたはずであり、市場原理主義を唱えてきた。同じ人間の口から「常識」などとわけのわからない理由で、擁護護送船団方式を是認しフジサンケイグループをする発言が繰り返される。これを二枚舌という。株の持ち合いで既得権を守ろうとする巨大メディア複合企業体に挑むドンキホーテは、新たな時代をつくる風雲児となりうるか。目が離せない。