2004年8月8日日曜日

暴力と憎しみの連鎖を止めよう 自衛隊はイラクから撤退を

テレビ・新聞などでは、戦時中の大本営発表のようなイラク派遣報道が続いています。しかし、その中に垣間見える真実をつなぎ合わせると、大量の武器を携帯し要塞のような基地の中で行われる「人道復興支援」、さらには、イラク戦争の「大儀」への疑問は膨らみつづけます。

まやかしの「国際貢献」


小泉首相は国際貢献の旗を振りかざし、「自衛隊派遣ありき」でイラク戦争と占領を正当化し、反対の声を封じ込めようとしています。しかし、ブッシュ大統領は国連での決議に失敗し、ようやく正気を取り戻したアメリカ国民の間にも反戦の動きが広がるなど、イラク戦争に対する国際的な合意はますます薄っぺらなものになりつつあります。また、自衛隊が行うとされている給水活動が本当のイラク国民の希望する支援なのかについても疑問が投げかけられ、NGOなどの民間活動による医療や教育、道路、水道など、生活基盤の整備を中心とした持続的な支援が望まれています。

広がる暴力の連鎖


ブッシュ大統領の「単独行動主義」は、世界平和と安全保障に大きなゆがみを生み出し、アナン国連事務総長は「米英両軍を中心としたイラク戦争は、第二次世界大戦の教訓をもとに築き上げてきた世界の平和と安全保障への努力と枠組を台無しにした」と非難しています。強大な軍事力による力の支配はテロを抑止するどころか、スペインでの列車爆破テロやイスラエル軍によるパレスチナ侵略など、新たな暴力と憎しみの連鎖を引き起こしていると言えます。

既成事実が進むからあきらめるのではなく、事実の中にある真実をしっかりと捉え、こらからも「戦争国家」への歩みを許さない活動を続けていきたいと思います。

(04年3月30日大島かおる市議会レポート第15号薫風より)