2004年8月8日日曜日

夏の記憶

何年振りかで夏らしい日々が訪れている北海道。それぞれに大切な夏の記憶がある。「風鈴」「行水」「夕涼み」「蚊帳」―生活環境の変化と共に失われていく夏の風物詩。私たちの身の回りから姿を消し始めたのは東京オリンピックからだという。そして近年、情報化社会の急速な進展は、つい昨日の出来事さえも記憶のかなたへと追いやっていく

しかし、世の中がどんなに変化し発展を遂げ政治をつかさどる人間が健忘症に陥ろうとも、戦争の記憶だけはしっかりと脳裏に刻み続けなければと思う。もちろん、この記憶はそれぞれの体験に拠るのみではなく歴史の伝承を意味している

戦前・戦中・戦後の歴史が次代に語りかける事実と真正面から向き合う。それこそが私たちの、そして国家としての『自己責任』である。